みつばち🐝シリーズ
『みつばち🐝モチーフ』
今年、30周年記念として
新たなモチーフに
『みつばち🐝』を選びました。
なぜ『みつばち』を描こうと思ったのか
少し綴らせてください。
当工房は山間の自然豊かな場所にあります。
この町には電車の駅がないため
高校生の頃には
田圃に囲まれた農道を
自転車🚲をこいで隣町の駅まで
通っていました。
春には一面、蓮華畑が広がる光景が
とても好きでした。
秋にお米の収穫を終えた後
冬を越え、春が訪れても
蓮華畑が広がる光景は
現在ではだいぶ減ってしまいました。
少し前からSDGsが注目されはじめ
自然の土を使わせてもらっている私たちは
実際に自然のためにどんなことができるのか
父とよく話し合いました。
もちろん、今もです。
(SDGsの取り組みはまた後日綴らせてください)
そして、子供たちのために
『未来への種まき』が何かできないか
そんな気持ちが少しずつ大きくなっていきました。
そんな時、
『地球上の食べ物の70%は、みつばちの受粉に支えられている』こと。
その『みつばち達が世界中で地上からどんどん消えている』
現状を知りました。
私たちの作る器は人の暮らしと
深く関わっているため、衝撃を受けました。
物理学者のアルベルト・アインシュタインは
『みつばち🐝がいなくなると人類は4年以上生きられない』と語りました。
森も川も海も空も すべてつながって
循環しています。
自分たちにできる小さなことから
未来のために 自然に優しいことを
きちんと取り組んでいこうと思ったのでした。
そんな想いを今回のモチーフに込めました。
長文を最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事へのコメントはありません。